ふだん気分転換に走ったり、トレーニングの成果を測るために走るお決まりのコース・・・そんなお気に入りルートをここでは「定番コース」と呼ぶ。
理想的な「定番コース」の条件をぼんやりと考えてみた(3つ)。
(1)走りやすいこと
自宅からのアクセスがよい(これが一番大事、もしくは大前提)。
信号が少ない、路面状態がよい等々。
(2)安全であること
クルマの交通量が少ない。
見通しがよく、道路幅がある or 路肩が十分とられている。
(3)飽きがこないこと
何度走っても楽しめる。
適度な達成感、安らぎが得られる。
下のルートは尼崎時代の「定番コース」。
家から5分の距離にあった武庫川自転車道から仁川との合流ポイントまで走り、五ヶ池ピクニックロードから甲山(かぶとやま)を眺めながらプチヒルクライムで心拍アップ。夙川(しゅくがわ)沿いに下って海風を浴びながら武庫川へ帰還。距離約30km、所要時間はのんびり走って2時間くらい。
山・川・海がコンパクトに味わえて、走るたびに新しい発見があった。
翻って、今の住まい(さいたま市北部)周辺はのどかな田園地帯。
比較的安全で走りやすいが、景色が変わらない為どうしても「飽き」がくる。
自転車道が整備された荒川、江戸川までは自宅からそれぞれ10km、20km。「ちょっとひとっ走り」するには距離がある。
でも、地図を眺めると足を踏み入れていない土地が近所にもまだまだたくさんある。
自分だけの「定番」を探す旅はこれからも続きます。