角館の武家屋敷群を見て回った後、秋田-岩手の県境を再び越えて盛岡へ。
レンタカーを営業所に返却し、自転車で盛岡市街を散策。
「白龍本店」で遅めの昼食。
一般的に盛岡の三大麺は蕎麦(わんこ蕎麦が有名)、盛岡冷麺、じゃじゃ麺と言われる。その中のじゃじゃ麺の元祖といわれるのがこのお店。
きしめんとうどんの中間のような麺に肉味噌をからめて食べる。
残った味噌に生卵を落としてかき混ぜ、お店の人にお湯を注いでもらい、「ちーたんたん」(卵スープ)としてもう一回楽しんだ。麺は大盛・普通・少なめいずれも500円。普通盛で十分満腹になった。
北上川沿いにある材木町へ。
宮沢賢治像。
ここには宮澤賢治とゆかりの深い出版社「光原社」がある(現在は民芸品・お菓子などを扱うお店になっている)。
その一角にある「可否館」(こーひーかん)へ。
アイスコーヒーとお菓子をいただきながら店内を眺めた。
店員さんは文学少女風。お客さんもどことなく品の良さそうな方々ばかりだった。
お店を出て街を散策しているところでアクシデント発生。お腹の調子が・・・。
周囲にトイレを借りられるような場所が見当たらず、急遽i-phoneで地図を表示。近くにスーパーがあることがわかり、飛び込んで事なきを得た(危機一髪・・・)。
JR盛岡駅で自転車をパッキング。
「南部煎隊 『煎ベイジャー』」の前にて(右がブロンプトン、左がダホン)。
往路と同様新幹線で帰京した。
人身事故による電車の遅れで始まり、腹痛で幕を閉じた東北の旅だったが、温泉・食べ物・歴史・自然と東北を十分満喫しリフレッシュ。
折りたたみ自転車の「使いどころ」もだいぶ要領を得るなど収穫の多い2泊3日の旅だった。
(おしまい)