梅田に着いたのは20時半前。夕食を取ろうと目当ての店を携帯で検索したが、日曜日につきお休み。梅三小路で食事を取り、雨の降るなか宿を予約してある肥後橋駅へ向かった。
横断歩道で赤信号を「自分の判断」で横断する人多数。
大阪に来たことを実感する。
ビジネスホテルのチェックインを済ませ一息をつく。
「大阪ほんわかテレビ」をBGMに翌月曜日の会議の準備を整える。
翌朝、ホテルの窓から本町方面を望むとモヤっとした曇り空。
結局終日不安定な天候だった。
久しぶりに訪れた大阪のオフィスでかつての上司や同僚に挨拶を済ませ、決められた予定を淡々とこなしていく。
18時前に退社。
渡辺橋の「モンシュシュ」で堂島ロールを買って帰ろうと思ったが、雨で気が萎えてしまい地下鉄(四つ橋線)で梅田へ。
大阪第2ビルで新幹線のキップを調達。阪神百貨店の「たねや」で今の職場用のお土産を見繕い、JRで新大阪へ。
駅構内で「551」の豚まんと「りくろーおじさん」のチーズケーキを自宅のお土産用に、鯖の棒ずしを車内での夕食用に購入し、18時47分発の「のぞみ254号」に飛び乗って東京へ。
こうして8カ月ぶりの大阪滞在は20時間強で幕を閉じた。
3月まで所属した大阪の部署は、膨大な仕事量に加えて人間関係にも苦しめられたこともあり、正直辛いことの方が多かった。
極限までシンドくなったときはオフィスを抜けだして、中之島の川べりで土佐堀川の流れを眺めたり、靱(うつぼ)公園を散歩して気分転換を図っていたのも今となっては良い思い出。
楽しいこと、辛いことの両方を経験したからこそ、ほんの2年半通ったに過ぎないこの街に強い愛着を感じるのだと思う。
また訪れる機会を楽しみにしたい。
(今度はもう少しゆっくり・・・ね)