朝の陽に新緑がきらきら光る中、適度にアップダウンのある林道を楽しんだ。
この日も晴天で山がくっきり見えた。
秩父鉄道の武州中川(ぶしゅうなかがわ)駅に到着し、輪行の準備。
この電車は一定区間、先頭車両にそのまま自転車を載せられるようだ。あいにく、この日は適用除外日だったので、輪行袋に入れて乗った。
時間が止まったような駅のホーム。必ずまた来よう。
御花畑駅で下車し、乗り換えの西武秩父駅に歩いて向かう。仲見世通りは多くの観光客で賑わっていた。西武秩父駅から特急電車(レッドアロー号)に乗って池袋へ。
池袋駅で自転車を展開し、西口のイタリアン「ギオットーネ」で昼食。ここは行きつけのレストランで3年ぶりの訪問。
「チキンときのこのサラダ」と、
「シラスとトマトのパスタ」をいただいた。
この後池袋駅に戻る予定だったが、天気も良かったので「自宅方向に向かって走れるだけ走って輪行」することに。
池袋は妻が学生時代を過ごした思い出の街。「懐かしい!」を連発しつつ周辺を散歩した。
池袋から板橋〜十条〜赤羽と走り、新荒川大橋から荒川を渡る。
橋の上から荒川サイクリングロードに目をやると、多くの自転車が走っていた。
荒川CRにアプローチしようとしている自転車(ロードバイクが多かった)も多数あったが、なぜかアンカー車の比率が高かった。
川口市に入り、芝川沿いを走る。子供の日も近いせいか鯉のぼりをあちこちで見かけた。
見沼代用水(東縁)を見つけ、緑のヘルシーロード沿いを延々上がっていく。
18時過ぎに自宅に帰還。結局、自宅のある大宮まで自走してしまった。
この日も走行距離は50kmに達し、2日で約100km走ったことになる。
100kmといえば品川から熱海まで、もしくは大阪から姫路の手前までの距離に相当する。
せっかく温泉に入って疲れを癒したのに何をやっているんだか・・・とも思ったが、食べたいものを食べ、走りたいだけ走ることが出来て二人とも満足。東京と埼玉の距離感も把握することができ、今後のツーリングの計画にも役立ちそう。
埼玉に引越して初めての輪行の旅は問題なく終了。
東北や上信越への「玄関口」にあたる地元・大宮。北方を中心に、今後も折りたたみ自転車の機動力を活かした旅を企画したい。